自然素材を使って健康と環境に配慮した住まいを設計して28年.....光設計のノウハウ満載ブログ
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光設計の「呼吸する住まい」定番素材(その1)

このコーナーでは、光設計で繰り返し使っている定番の素材について、何がよくていつも使っているのか詳しくお話します。多少好き嫌いもあり偏ってしまうかも知れませんが、その辺は適当に読み流してください。


珪藻土
何といっても、初めはこの珪藻土(けいそうど)のお話からになります。1993年の夏、商品名BLパウダーという珪藻土を知りました。府中市白糸台の小さな社長一人、社員0の会社に行き、この材料の説明と実物の施工例を見て、この素材のもつさまざまな可能性に魅力を感じました。

たまたまそのとき、井の頭公園の近くで、内装に漆喰を予定していた住宅が工事中で、建築主の協力のもとに漆喰を取り止め、内装の壁と天井をこのBLパウダー仕上げに変更したのですが、この工事が珪藻土との最初の出会いとなりました。以後、ほとんどの住まいで、この素材を使うようになりました。

住まいを自然の状態で呼吸させるということに関心を持っていましたので、私にとってはとても魅力ある素材だった訳です。当時はまだ、シックハウスの問題は表面化していなくて、珪藻土という名前もほとんど知られていなくて、「けいもど」なんて呼ぶ建築主さんもいたりしました。いまでこそ、いろいろな住宅誌の紙面を賑わしていて、家づくりを計画いる人は知らない人がいないような素材も12年前は、ごく一部の人たちしか知らなかったのです。

光設計では、BLパウダーにモミ殻の粉と切りワラを加えて左官屋さんに練ってもらい、こて塗りするというのがお決まりの仕様になっています。なぜ、モミ殻の粉と切りワラを加えるのかというと、BLパウダーは、こてむらが出来やすいということと、水の引き加減の違いで、表面がざらついた感じになったりすることが多いような気が個人的にはしていて、それを少しでも気にならないようにするために...というのが主な理由です。

また仕上がりの感じもモミ殻の粉と切りワラを加えると、灰汁で自然に着色されてわら半紙のような素朴なテクスチュアーになりますので、それも気に入っている大きな理由でもあります。施工の下地はプラスターボードをビス止めするようにします。

現在はいろいろな会社からたくさんの珪藻土の壁材が発売されています。ここ数年はBLパウダーだけでなく、例えば珪藻土の最老舗ヤブ原のケイソウウテイカやケイソウライトといった製品などもコストが以前と比べて安くなってきていますので、適材適所を考えながら使っています。

珪藻土は建材として、とても優れた素材ですが、塗り壁ですので、傷がつきやすいという短所もあります。その辺のところは設計でうまくカバーしてあげればよい訳で、もっと住まいの中で使っていきたい素材の一つです。左官屋さんが現場で塗りますので、クロス貼りと比べるとコストはどうしても高めになります。

光設計では、コストバランスを考えて、リビングなど家族のみんなが集まるメインの場所は珪藻土、その他の部屋は珪藻土とテクスチュアがよく似ている月桃紙貼りにすることがほとんどです。月桃紙については次回に詳しくお話します。


BLパウダー:サメジマコーポレーション
ケイソウライト: ヤブ原
エコクイーン: 日本ケイソウド建材

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光設計の事務所のエントランスに置いている珪藻土の壁の実物大サンプル
以前監修をしたOZONEの展覧会のときにデザイン建匠の浪崎さんにお願いをして製作したものです。これはヤブ原のケイソウウテイカで制作したものです。











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そのケイソウウテイカの壁のデテイールです。小石や貝殻、アンモナイトの化石を埋め込んでいます。
by kokyu-ie | 2005-05-10 12:04 | 2限目(素材編) | Comments(2)
Commented by tokyomachiya at 2005-05-11 00:37
僕も同じぐらいの時期に、カネ○ヨさんに出会いました。
従業員は犬1匹でした。
珪藻土で作ったコップを頂き、いつの間にか水がなくなるのに感激していました。
Commented by kokyu-ie at 2005-05-11 11:00
その従業員の犬は手づくりのパンフレットにバンダナをして登場したりしてご主人の仕事を手伝っていました。裏の作業小屋で珪藻土の塗りサンプルを作っていましたが、設計事務所などから資料請求があってサンプルも送るんだけど、反応ないんだよな〜ってカネ○ヨさんがこぼしてたのを覚えています。
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