自然素材を使って健康と環境に配慮した住まいを設計して28年.....光設計のノウハウ満載ブログ
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
検索
時代に逆行の建築基準法改正
d0039753_13592496.jpg
この9/12の朝日新聞の記事は景気への影響を問題視しての記事になっていますが、そんなレベルの問題ではないと思います。地球環境が最大のテーマであるべきこれからの時代に完全に逆行しているのが今回の基準法の改正なのです。
6月20日に施行された改正建築基準法...。建築確認申請の手続きに2〜3ヶ月もの時間がかかっている。姉歯事件を繰り返してはならないという目的での法改正なのだが、膨大な書類の提出、審査期間の延長、工事がはじまってからの現場変更ができないなど、机上の審査書類を重視するあまり建築の現場を混乱させている。申請に添付する書類の多さも本当にこんなに書類が必要なのかと思ってしまう。大臣の不燃認定などは今までは認定番号を図面に記載すればよかった。改正後はメーカーにお願いして大臣認定書のコピーをもらって添付しなければならない。
防火サッシを使う場合には、今回確認申請手続きをした木造住宅でアルミサッシのトステムの認定書のコピーだけでA4サイズで43枚、他に給湯器やガスコンロ、換気扇、水栓、排水桝などの設備仕様書をコピーしてつけると60枚は超える。これを正、副、控と3部作ればそれだけで180枚。たった1つの住宅の確認申請手続きにこれだけの書類のコピーが本当に必要なのだろうか。
日本の年間住宅着工戸数120万戸、他にビルや工場、マンション、商業建築物、そのすべての確認申請のときにこのような書類を添付することになる訳なので確認申請という非生産的な法手続きの時に日本中で膨大なエネルギーが使われるということになる。しかもその膨大な書類は添付するだけのことで、メーカー側で既に取得済みの大臣の印鑑が押してある認定書や仕様書の内容を審査担当者がチェックするなどということは当然ありえない。ただ添付されていればそれでいいといういかにもお役所らしい書類なのです。
地球温暖化防止のためにそれぞれの仕事の中でできることを実行して行かなければならないという今の時代にあって、こんな膨大に無駄なコピーを添付させる国土交通省の今回の基準法の改正は時代の流れに逆行する法改悪だと思います。
地元に密着していい住宅をつくっている工務店さんには体力があるところは少ないものです。そんな設計施工の仕事が中心の優良な工務店さんの中には工期の先行きが見えなくなって、立ち行かなくなっててしまうところも出てきます。地域の優良工務店さんに撤退を強いるような法改正は間違っています。地方地方の特色ある町づくりを次の世代に残すためにも、今回の基準法改悪の問題点について、ブログ仲間でいっせいに発信しましょう!


*人気ブログランキングに参加していますが
下の「blogランキング」のところをクリックしてい ただけないと票に入りません。ご協力いただければうれしいです・・・
blogランキング
クリック↑してもらえると
ランキングがアップします。
今日もクリックして応援よろしくお願いします。

(クリックは1日1回のみ有効、1週間のトータルでランキングが表示されます。
 今日は30番目くらいにいます。)
by kokyu-ie | 2007-09-13 13:59 | 設計監理ダイアリー | Comments(5)
Commented by amanojakusan at 2007-09-13 14:58
役所の責任逃れを優先したような基準法の改悪は我々が声を大にして改正しなければなりませんね。
Commented by kokyu-ie at 2007-09-13 17:28
6月20日までほとんど周知が計られないで、ふたを開けたらこんな状態...。設計施工の工務店さんの苦労は大変だと思います。
Commented by kazuo-nakazato at 2007-09-13 18:45
ひどい改悪ですね。私も近々記事にしようと思っていたところです。
最終的にこの負担は家を建てる住まい手さんにかぶってくるということが
まだどこにも報道されていません。
皆で声を上げていくしかないですね。
Commented by kokyu-ie at 2007-09-13 21:27
中里さんのいう通り、結局は建築主さんに工期の延長という形で負担をお願いすることになってしまいます。零細の工務店さんの中には工期の先行きが見えなくて、立ち行かないところも出てきます。弱者に負担を強いる法改正は間違っています。ブログ仲間でいっせいに基準法改正問題について発信しましょう!
Commented by 建築士N at 2007-09-13 23:49 x
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20070620/508841/
【改正建築基準法】休業する確認検査機関も、戸惑う実務者の声
2007/06/20

 仕事にならない! 仕事ができない?

 耐震偽装事件を受けて改正された新・建築確認制度が6月20日に始まった。

 建築確認を行う確認検査機関でも、制度改正を受けて営業を一部停止して様子見する所がある。京都確認検査機構などがその例だ(写真)。確認検査機関がそんな状況なのだから、設計・施工の現場はどう対応したらよいか、さらに判断しかねる。新制度の施行前日にある構造設計者は、「まだ細かな提出書式もわからない状況で手の打ちようがない。可能であれば細かな運用が明らかになるまで確認申請を出したくないのが本音だ」と語った。


ぶっちゃけ完成していない法律を強引に施行するから、現場が動くわけがない。
国交省の発する法令、解説、書類の記入例が間違いだらけな状況で厳格化って何の冗談ですか?
<< 粋な擁壁 葛飾区D-HOUSE上棟 >>
カテゴリ
タグ
光設計 栗原守 03-3466-0761
光設計の呼吸する住まい
東京都世田谷区北沢4-9-18-101
TEL 03-3466-0761
代表者:栗原 守

blogランキングに参加しています。今日もここをクリックして応援をお願いします。

呼吸する住まいホームページこちらも是非ご覧ください

ホームページリンク集
現代民家「江戸Style の家」
ひと環境計画
ビオクラフト
エコロジーライフ花
大槻ホーム
則武工務店
ウスクラ建設
渡邊技建
創建舎
大丸建設
カツマタ
入間・技拓工房
所沢・当麻工務店
内田産業
レイクタウン・会澤工務店
奥三河・建築工房ハミング
飯能・岡部材木店
雨水利用のタニタ
鍛鉄のPAGE ONE
キッチンの浜島工房
竹岡美智子のリフォームのススメ
アーキプレイス
かんざわ一級建築士事務所
リビングデザインセンターOZONE
OZONE家デザイン
リクシルBDAC
ハウスバリュー

注文住宅のハウスネットギャラリー
How To住まいづくり
建築なんでも資料館
動的耐震診断
きものの西室
所沢市の当麻園芸
アシャコキラン
costa
にがうり栽培のポイント
司馬遼太郎記念館

ブログリンク集
「呼吸する住まい」に住んでいる人の日記
間取り塾
住まいのショールーム★調査隊
外断熱地熱住宅★ただいま建築中
雨のみちblog
三代目の施工日記
緑のカーテンクラブ

発見!! 家づくりの???
HA*KOハンドメイドブログ♪
ウスクラ建設ブログちょっと一息
俳句で詠む〜建もの探訪
湯上がり美人カラットさん
フォロー中のブログ
最新のコメント
ライフログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧