自然素材を使って健康と環境に配慮した住まいを設計して28年.....光設計のノウハウ満載ブログ
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ヤップ島讃歌その8
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オネツ村の集会所です。33年前の写真なので色が少し褪せてしまっています。村に1つ、こんな集会所があり、昼間から男だけがびんろうじゅを噛みながら何やら話をして1日を過ごしています。この集会所は女子禁制で、女の人は入れません。石貨はこんな形で海や、通りに向かって立てかけてあります。移動するときは真ん中の穴に棒を差し込んで担いで運んでいたようです。

久しぶりにヤップ島の登場です。この間はヤップ島の貝と石のお金の話をしました。その石のお金はヤップ島に約2000個あります。やっプは国連の委任統治領になっていてこの石貨は島の歴史的文化財として島の外に持ち出す事は禁止されています。昔の先祖から伝わっているものなので、新しく石貨をつくるということもできません。そもそもこの石貨の材料になっている石はヤップにはないということです。現存しているうち一番大きいのはルムング村の酋長が持っているもので、直径約3.75mあるそうです。いまはどうか分かりませんが、33年前はルムング村には観光客などよそ者は立ち入りできませんでしたので、私も見たことはありません。エルカンさんのオネツ村の集会所には約2mくらいの石貨が並んでいました。石貨が並んでいる姿は、イースター島のモアイ像を連想させます。石を加工して並べるという古代人の文化が太平洋の南の島々にあったのかも知れません。島と島の行き来も帆のついたたカヌーで行われていたという記録もあるみたいです。

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by kokyu-ie | 2005-06-30 09:16 | ヤップ島讃歌 | Comments(2)
古いものを生かす(その2)
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新しい住まいの玄関です。古い家の床の間の違い棚、地板を利用して玄関の飾り棚にしています。古い瓦もここに場所を与えて置いています。

今まで暮らしていた家を壊して新しく住まいをつくるという場合、何かひとつでもいい、いままでの家にあった古いものに場を与えて、新しい住まいに生かしてあげたいと思っています。高価なものでなくても、立派なものでなくていいのです。家族に思い入れのあるものが必ず一つや二つはあるはずです。そんなものにきちんとした場所を与えて生かしてあげることは、家族がその家で過ごしてきた時間を次の世代に引き継ぐという意味でもあるのです。

いろいろな生かし方があります。以前の家の床の間の小さな障子を新しい住まいの階段の照明器具のカバーとして使ったこともあります。仏壇の手の込んだ小さな格子戸をそのまま利用して仏壇スペースを作ったこともあるし、屋根の鬼瓦をアプローチの飾りに使ったこともあります。大切なのはきちんとした場所を与えること。古いものは世代を超えて住まい手の心もつなぐのです。


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牧野 HOUSE(横浜市青葉区)の仏壇。前の家にあった仏壇の細かい格子の扉を使って、同じように作りつけの仏壇にしています。


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by kokyu-ie | 2005-06-29 08:57 | 1限目(設計編) | Comments(0)
光設計の「呼吸する住まい」定番素材(その11)
くるピタ
d0039753_841459.jpgくるピタとはホールダウン金物の位置調整金物のことです。ホールダウンは基礎のコンクリートに埋め込みます。事前に位置をきちんと出して埋め込むのですが、若干ずれてしまって、柱につける金物の穴の位置と合わなくなってしまうケースもあります。無理矢理にホールダウン金物を曲げてしまっている現場も見かけますが、これはNGです。

光設計の現場ではこんなときは、このくるピタを使って位置を調整してもらいます。70mm以内のずれであれば、簡単に位置調整ができ、当初の引き抜き強度を確保できます。本来は位置がずれないのが一番なのですが、現場は生きものですから、ずれる場合もあります。その場合はこのくるピタを使って調整します。ホールダウン金物に限らず、何か想定外の状況になったときには、このようにしてくださいという是正の最良の方法を考えて施工者に提案をするのも設計監理の仕事なのです。


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by kokyu-ie | 2005-06-28 08:44 | 2限目(素材編) | Comments(4)
緑化屋根
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光設計ではいままでに11件の緑化屋根のある住宅を設計しています。いままでの施工例は屋根の一部例えば、お風呂や趣味室の屋根、玄関の庇、駐車場の屋根などです。屋根緑化すると断熱性能は確実に上がりますので、冬あたたかく、夏は涼しい住まいになります。いままでの施工で屋根緑化のノウハウが蓄積されてきていますので、いずれは屋根全体の緑化にも機会があれば挑戦したいと思っています。

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ギャラリー麦の全景です。緑化屋根は通りからみるとこんな感じで昔の草屋根みたいです。町の人からは屋根にペンペン草が生えている変な建物と言われているそうです。








d0039753_8585138.jpgギャラリー麦の緑化屋根の工事中です。屋根を緑化するときは屋根緑化用のFRP防水を使います。屋根面には土のずり落ち防止のためにランダムにアルミの Lアングルをつけています。








d0039753_8591679.jpgギャラリー麦では屋根の先端部分も緑にしたかったので、いろいろ工夫しています。ステンレスの金網を2重にして、外側に芝生のマット、内側に排水用の砂利をいれています。








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by kokyu-ie | 2005-06-27 09:13 | 3限目(エコ編) | Comments(4)
古いものを生かす(その1)
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今日は日曜日で事務所はお休みです。この間、練馬の小林さんが話題にしてくれた事務所の障子のことを思い出して、アップしました。この障子は7年ほど前に、建具屋さんに頼んで建て込みしてもらいました。上と下がスライドする変則のネコ間障子になっています。桐の透かしは「浜千鳥」で、これはいまの建物をつくる前に住んでいた住宅の障子に使われていたものです。前の住まいを解体するときに、外しておいてこんな形で再利用をしています。この透かしは昔の職人さんの手になるとてもきれいなものです。この桐の透かし板の他にも、床の間の地板や違い棚、床柱、小さな襖戸、ガラスの照明器具、銅でできた飾り金物、屋根の鬼瓦などもきちんと場所を与えて再利用をしています。古いものも捨てないで、新しい住まいに生かしてあげることも大切なことと思っていますので、今後このブログでいままでの施工の例などアップしていこうと思っています。



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通常はこの状態で上にも障子があります。月桃紙の障子紙を通して入る明るさがちょうどよくて、落ち着いて仕事ができます。右がスタッフの小泉君、左が田中君の作業スペースです。手前にお客様とのうち合わせテーブルと私のデスクがあります。




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雨や雪の日は上をスライドさせると、庭や緑がみえます。事務所内で色のサンプルなどを確認するときには、この状態にして太陽の明るさで確認するようにしています。






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by kokyu-ie | 2005-06-26 12:24 | 1限目(設計編) | Comments(0)
喜多見エコハウス オープンハウスのご案内
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工事中の写真です。キッチンからダイニングを見ています。左側障子を開けると30cmあがった畳のリビングです。正面の障子のような建具は玄関クロークの扉です。小さな家なので狭さを感じさせないように板の扉でなく障子のようにして拡がりと明るさを演出しています。

喜多見エコハウス オープンハウスのご案内
喜多見エコハウスは内装に珪藻土やくりこま杉、月桃紙、羊毛の断熱材など自然素材を使い、素材の持つ呼吸機能を利用して、室内を快適な状態にするように配慮しています。また雨水を2tのタンクに溜めて、1階2階2カ所のトイレの流し水に利用する他、屋根面と緑化した壁面に雨水を流して夏を涼しく過ごす工夫もしています。敷地は変形三角形の27坪、小さな住まいですが、引き戸や障子をアレンジして狭さを感じさせない工夫もしています。地域の工務店とのネットワークによる呼吸する住まい......、自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。

日時:2005年7月24日(日)
          10:00〜17:00
場所:世田谷区喜多見
交通:小田急線「喜多見駅」徒歩7分
施工:(株)大槻ホーム
お申し込み:メール、FAXにて光設計までお申し込みをお願いします。
      詳しい案内図を郵送します。
     (その際にはブログで知りましたとお書き下さい。)

       MAIL:DZQ04107@nifty.com
       FAX:03-3466-5276

   *今回は一般の人向けのオープンハウスですので、業界の人はご遠慮下さい。

d0039753_16455797.jpg2階の廊下回りです。小さな本棚(大好きな司馬遼太郎の文庫本が並びます)が階段の手すり壁を兼用しています。障子の向こうは納戸です。ここも障子にしてさも部屋があるような感じにして狭さを克服(?)しています。














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コンパクトなダイニング(約4.5畳)とキッチンです。変形のキッチンなので、浜島工房に制作してもらっています。右側の障子をあけると30cm上がった畳リビングです。





















d0039753_1123276.jpg2階の浴室です。坪庭にはこれから植裁をします。ちょっと広めのゆったりしたお風呂で、バスタブも木製(高野槇)で、露天風呂の感覚でバスタイムを楽しめます。天井と壁はいつも使っている水に強いカナダ杉です。
by kokyu-ie | 2005-06-25 11:07 | 6限目(見学会・セミナー) | Comments(1)
梅雨の山桜桃(ゆすらうめ)です
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庭の山桜桃(ゆすらうめ)です。赤い8mmくらいのつやつやした実が梅雨時の緑に映えてとてもきれいです。子供の頃は、おやつ変わりによく食べたものです。この他には桑の実もよく食べました。紫色の桑の実は木いちごみたいで甘くておいしかったです。私と同じくらいの年代の人、みなさん、食べましたよね。(東京で育った人たちは食べていないのかな?)

梅雨のいまの時期になると庭のゆすらうめの実が真っ赤になります。子供の頃、2軒となりの友達の家にこのゆすらうめがあって、よくみんなで採って食べたものです。甘酸っぱくてとても美味しいのです。12年前ころ、工事をした埼玉県東松山市の斎藤さんの庭にこのゆすらうめを見つけて、お願いをして小さな株をいただいて来ました。それが事務所の前の庭でこんなに大きくなって、毎年赤いかわいい実をつけます。少し採って食べる度に、45年前の子供の頃の遊び友達の顔や声が懐かしく浮かんできます。でも何故か子供のころの記憶にある味とはちがうようです。初恋と同じで子供のころの思いでというのは甘酸っぱいのかも知れません。



d0039753_8471184.jpg梅雨のこの時期は、こんなかわいいものも顔を出します。これはチャコがお花見をしていたハナミズキにいたカタツムリです。

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by kokyu-ie | 2005-06-24 08:55 | my off time | Comments(3)
光設計の「呼吸する住まい定番素材」(その10)
ゴム付き丸座金

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5年前から光設計では小屋組のボルトには必ず商品名TN-フレックスというゴム付き丸座金を使っています。これは以前紹介した天然ゴム基礎パッキンと同じゴムを使ってできた座金です。木は組んだときに緩みがなくても、乾燥してくると木痩せといって、すこし縮みます。そうすると、せっかくボルトできつく締めて柱や梁を緊結しておいても、時間が経つとボルトが緩んでしまい、地震の時などの振動が大きくなる恐れがあります。このゴム付き丸座金を使うことにより、ゴムの弾力を利用して木痩せしてもボルトが緩まないようにすることができます。ゴム付き丸座金TN-フレックスは(株)タナカの製品です。



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by kokyu-ie | 2005-06-23 08:56 | 2限目(素材編) | Comments(0)
ギャラリー麦のイベントのお知らせ
新堀勝彦写真展「山古志を思う」
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新堀勝彦さんは埼玉県日高市の新堀建設という工務店の社長さんです。光設計とは約10年前の住宅の工事が縁になって、以来日高市の近くの八王子市や青梅市、行田市、狭山市など埼玉県方面の住まいの工事をお願いしています。このギャラリー麦の工事も新堀建設さんにお願いしました。

私は全然知らなかったのですが、その新堀勝彦さんは6年前から山古志村の暮らしを撮り続けています。昨年は、その写真が山古志村主催の写真展の「村長賞」を受賞しました。新潟県以外の人が村長賞に選出されたのは初めての快挙だったそうです。ところが、その授賞式の前日にあの地震が起きてしまいました。

何か山古志村のお役にたてないかと考えた新堀さんは今年の2月、撮りためた山古志村の写真展を日高市のギャラリーで開催しました。集まった義援金は、村長さんに直接渡したそうです。

今回のギャラリー麦の第2回目の写真展でも山古志村への義援金を募ります。お近くの方、ぜひ足をお運び下さい。

会場:ギャラリー麦
   狭山市新狭山2-9-11 電話:04-2954-7778
    西武新宿線「新狭山駅」北口歩3分です
会期:7月1日(金)〜17日(日)まで
開館:午前10時〜午後6時
    4日(月)と11日(月)はお休みです。



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上の2枚と左の1枚は復興を託した長岡市での闘牛大会での作品です。













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新堀さんは2005年5月、この「木挽名人」という作品で第14回さいたま森林フォトコンテストで優秀賞を受賞しています。

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by kokyu-ie | 2005-06-22 09:36 | 狭山・ギャラリー麦 | Comments(0)
今日(6/21)発売のニューハウス8月号に掲載されています
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西村HOUSEのキッチンからリビング、中庭を見ています。取材のときは中庭のヤマボウシの若葉がちょうど開きはじめたところでした。

昨年の6月に、東京都日野市に完成した 西村HOUSEが掲載されています。西村HOUSEは内装に全て自然素材を使って呼吸する住まいになっています。対面式の大工さん工事の大きなキッチン、一部吹き抜けのリビング、そことつながる2階のファミリールームなど子供たちとの共有の場、回遊動線のユーテリテイ、南側の中庭のようなデッキテラスなど間取りの取り方に特徴があります。さらにいつものように昔の住まいの工夫をアレンジして小さな窓、らんま、引き戸を多用して、住まい全体に自然の風が流れるように計画しています。

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月刊ニューハウス 今月号第2特集は「光と風のバスルーム」。バス設備や坪庭つきの明るいお風呂が紹介されています。




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by kokyu-ie | 2005-06-21 08:55 | 最新メデイア情報 | Comments(7)
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光設計の呼吸する住まい
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